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やってはいけない歯科治療~銀歯やインプラントに注意すべき裏事情

やってはいけない歯科治療~銀歯やインプラントに注意すべき裏事情

やってはいけない歯科治療なんてあるの?

素人が医師の判断を否定して治療を拒むことは、とても難しいと思います。しかし、素直に医師の判断に従ったために後悔する人も少なからず存在するのは事実です。歯科治療においても例外ではありません。

今回は、歯医者に通院することに警戒心を持ち、自己防衛の意識を高める情報を提供していきたいと思います。


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やってはいけない歯科治療

まず大前提として確認しておきたいのは、全ての治療にはリスクがあるということです。保険適用の治療はリスクが低いと判断されているから導入されているのですが、それでもリスクはゼロではありません。

治療によるリスクは、以下のような当たり前だと思われる治療の中にも潜んでいます。

  1. 銀歯
  2. インプラント

順にどんなリスクがあるのかを説明していきます。

銀歯(A)

銀歯はあまりに日本人に根付いた治療法なので、戸惑うかもしれませんが以下のようなリスクがあります。

  1. 銀歯の経年劣化による虫歯再発
  2. 健康な歯を傷つける
  3. 水銀による健康被害

銀歯の経年劣化による虫歯再発(A-1)

銀歯のタイプにより異なりますが、詰め物で平均5年で再治療が必要となるのはご存知でしょうか。その理由は、銀歯の劣化です。

銀歯の劣化といっても、銀歯の材料である金銀パラジウム合金が劣化するわけではなく、銀歯を歯に接着させるためのセメント剤が劣化するのです。このセメント剤が経年劣化すると流れ出てしまい、歯と銀歯の間に隙間ができて、そこが虫歯の温床となるのです。

銀歯は、歯科クリニックで型を取り、それを外部の歯科技工士が金銀パラジウム合金で作成するのが一般的です。治療の成否は、歯科技工士がピッタリの銀歯を作れるかどうかがカギになります。しかし、歯はものを食べる度に衝撃が加わりますから、銀歯と歯の間に隙間が発生し、その隙間に虫歯が発生する「二次カリエス」が起きることを完全に防ぐことは難しいのが実情です。

健康な歯を傷つける(A-2)

銀歯に使用される金銀パラジウム合金は、丈夫で長持ちすることは今更説明するまでもないでしょう。しかし、「丈夫すぎる」ことがリスクになることは歯医者で説明を受けることはありません。

実は金銀パラジウム合金が丈夫すぎるため、噛み合わせで対になる天然の歯がダメージを受けてしまうことがあるのです。

水銀による健康被害(A-3)

「水銀」と聞くと、学生の時に歴史で学んだ水俣病を思い出す人も多いと思います。実は、口の中で微量の水銀が溶けだしている可能性があることはご存知でしょうか。

これから虫歯治療で銀歯を埋め込む人は心配する必要はありませんが、2016年4月以前に虫歯治療を受けている方は要注意です。なぜならば、それ以前は金銀パラジウムに次いで第2の銀歯と言われていた「アマルガム」が保険適用になっていたからです。

もしかしたら、アマルガムが口の中に入っているかもしれません。アマルガムはグレーに近い色をしているので、銀歯治療をした人は鏡をみてみてください。

アマルガム

アマルガムの成分は、銀、スズ、銅、亜鉛、無機水銀です。従来は、比較的小さな虫歯に使用されてきました。

しかし問題視されているのは、アマルガムから微量に溶け出す水銀による健康被害です。倦怠感、頭痛、肩こり、記憶障害などの原因を突き止めると、銀歯による金属アレルギーが強く疑われるケースが報告されています。

さらに厄介なことに、金属アレルギーによる影響は、銀歯が口の中に入ってから数年経過してからやってきます。そのため、まさか健康が優れない原因が虫歯にあるとは思いも依らないというケースがほとんどです。

これまで、銀歯のリスクを紹介してきましたが、更に詳しく知りたい方は以下の記事を参照してください。そもそもリスクのある銀歯をなぜ歯医者が推奨するのか、私達はどうやって対策すればいいのかを更に踏み込んで解説しています。

インプラント(B)

日本全国の歯科クリニックは約6万8,000軒以上にのぼり、コンビニの5万1,000軒よりも圧倒的に多いことはご存知の方も多いでしょう。そのため、経営破たんして夜逃げする歯科医も多いのだそうです。

そんな中、過剰供給の市場環境と、財政健全化による診療報酬の抑制というダブルパンチに苦しむ歯科医の救世主になったのが、インプラント治療です。

インプラント治療は、自由診療のため高い手術費用を設定できるので、1回の手術で従来の保険診療1日分の数倍を稼げるのです。

しかし、インプラント治療のトラブルが多発しているのも事実です。2012年に日本歯科医学界が行った全国調査では、インプラント治療を行う医師のうち6割がトラブルを経験していることがわかっています。

さらに、約25%が神経麻痺、異常出血等の重大なトラブルを起こしているのです。そして、患者は神経麻痺は完治することも難しいため、患者は後遺症に苦しむことになります。

最近では、インプラント治療で被害に合った方の再治療でも対応できると宣伝する歯科クリニックもあるほどです。

そもそも、なぜこんな事態になっているかというと、インプラント治療トラブルの背景には2つの問題があるからです。

  • スキル不足の医師多数
  • 合併症は歯科領域ではない

スキル不足の医師多数(B-1)

インプラント治療は、「歯茎を切開してアゴの骨を削り、歯の土台となるインプラント(人工歯根)を埋め込む」ことからスタートします。素人が文字面だけを確認すれば、「それって、歯医者の仕事なの?美容整形じゃなくて?」と考えてしまっても不思議ではありません。

しかし、歯科医師の中には講習会に参加しただけでインプラント手術をする歯科医が今も存在するそうです。驚きませんか?インプラント手術は、口腔外科の高度な専門知識と技術、経験が必要にも関わらず、しっかりとした技術がない歯科医がインプラント治療をしているのです。

合併症は歯科領域ではない(B-2)

インプラント治療は、スキルが不十分な歯科医が実践すると失敗することも珍しいことではありません。

特に多い失敗例は、上あごのインプラント治療の際におきる上顎洞炎口腔上顎洞痩などです。

上顎洞

上顎洞炎とは、上顎洞(上図の赤字太線部分:鼻の両脇にある骨の空洞)を覆う粘膜に細菌が入り込み炎症が起きる状態を指します。また、口腔上顎洞痩は上顎洞と口腔の間に穴ができてしまっている状態を指します。

この事態をよくよく考えてみると、インプラント治療は上顎洞という歯科領域を超えた耳鼻科領域に手術操作を加えることが珍しくないということなのです。

つまり、インプラント治療による合併症が発症しても、その治療をするのは歯科医師ではなく耳鼻科医だということです。

つまり、自由診療のため儲かるインプラント治療を技術不足の医師に依頼すると、トラブル後始末は患者側が全額負担しなければいけないということです。

まとめ

歯の治療に限らず、手術や治療にはリスクがつきものです。それにも関わらず、医師や歯科医の中には耳触りがいいことしかいわない人もいるようです。

患者からすれば、不安を煽る医師よりも、自信に満ち溢れている医師の方が信頼できるのは理解できます。しかし、そのような医師や歯科医を素直に信じてしまったがために後悔している人も存在するのは事実なのです。

一般企業のリスク管理においても、良いことしか報告しない部下は信用してはいけないという格言もあります。

わたしたちが、リスクを伝えてくれる医師を嫌煙せずに、誠実な医師と判断する必要があるのかもしれません。その上で、それでも上手くやる自信がありますと宣言してくれる医師を信用したほうが良さそうです。

なお、いい歯医者の見極め方は以下の記事にまとめていますのでご覧ください。

>>いい歯科医と悪い歯医者の見極め方

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