フリートラブル

フリートラブル

糖質制限で末期癌患者の改善率83%!安全に治療する3つの条件

糖質制限で末期癌患者の改善率83%!安全に治療する3つの条件

糖質制限で末期癌患者への治療効果が認められたという研究が話題になっています。

従来のがん治療は、外術、抗がん剤、放射線、免疫療法などを組み合わせるのが一般的でした。

近年では、夢の新薬といわれたオプジーボが、その効果と高額な薬価で話題になっています。

しかし、本記事で紹介するのは「糖質制限」で癌と戦う方法です。

糖質制限と聞くとダイエットや糖尿病治療をイメージしてしまいます。

しかし、糖質制限はがん治療にも効果が認められることが明らかになっているようです。

ここからは、糖質制限でがんと戦うために知っておくべき情報を紹介していきます。


Sponsored Links

糖質制限でがん治療の衝撃!

糖質制限でがんと戦う方法を、順に紹介していきます。

  1. 糖質制限で癌細胞が消える理由
  2. がん免疫栄養ケトン食療法とは?
  3. ケトン食療法の実績
  4. ケトン食療法に安全に取り組む3つの条件
  5. ケトン療法の詳しい情報を入手する方法

糖質制限で癌細胞が消える理由(1)

糖質制限で癌細胞が消える理由は、糖質制限によりがん細胞の栄養源が断たれるからです。

どんな細胞も栄養源がなければ生きていけませんが、がん細胞も例外ではありません。がん細胞は正常細胞の3~8倍のブドウ糖が必要なのだそうです。

そのため、糖質制限でブドウ糖の供給を断つことで、いわばがん細胞を兵糧攻めにすることが期待できるのです。

目次に戻る↑↑

がん免疫栄養ケトン食療法とは?(2)

がん細胞を兵糧攻めするためには、どの程度の糖質制限を実施する必要があるのでしょうか?

糖質制限でがん細胞を治療した実験で有名な古川健司氏(多摩南部地域病院外科医、医学博士)が行った臨床研究では1日の糖質摂取量を20g以下を実践した患者もいたそうです。1日20gの糖質摂取量は、3分の1膳以下のご飯摂取量です。また、糖質が含まれるのは白米だけではありませんから、白米などの炭水化物はほとんど摂取できないということです。

一般的ながん治療でも、がん細胞の活性化を嫌って食事の量を増やしたがらない医者が多いという話は耳にします。しかし、古川健司氏が提唱している「がん免疫栄養ケトン食療法」では、通常よりもストイックな糖質制限を実践する必要があるようです。

ここで疑問に感じるのは、糖質制限により正常な細胞に悪影響がでないかということです。

結論からいえば、正常細胞はブドウ糖の補給が途絶えてもケトン体という代替エネルギーを皮下脂肪から作り出すことが可能なため、糖質制限がすぐに問題を引き起こすわけではありません。また、ケトン体は、正常細胞の栄養源にはなるものの、がん細胞の栄養源にはならないことで知られています。

さらに、ケトン体には以下の効能があることが知られています。

  • 活性酸素を除去する働き
  • がん抑制遺伝子の機能不全を正常化
  • がん細胞の細胞死を誘導
  • 長寿遺伝子に働きかける役割

つまり、糖質制限はがん細胞を兵糧攻めにするという単純な治療法ではないということです。

糖質制限により生成されるケトン体により、細胞のがん細胞化を抑制し(活性酸素除去)、がん細胞を抑制する細胞を正常化し、がん細胞自体の細胞死を誘導させる働きが期待できるのです。

では、古川健司氏が提唱する「がん免疫栄養ケトン食療法」を実践してどのような効果が確認できたのでしょうか?

目次に戻る↑↑

ケトン食療法の実績(3)

週刊ポストでは、古川健司氏本人にインタビューしています。

19人の末期がん患者に抗がん剤などの既存の治療と、糖質制限による食事療法を3ヶ月続けたところ、予想以上の効果が出た。がんの症状が消失した完全寛解が5人、がんが30%以上消失した部分奏功が2人、進行を制御した例が8人、一方で病状が悪化した例は3人という結果でした。完全寛解率28%、部分奏功や進行制御も含めた病勢コントロール率(治療効果のあった患者割合)は実に83%に達しました。
【引用:2016年12月2日号 週刊ポスト】

さらに、改善例があった具体例についても紹介されています。

60歳のA子さんは末期ガンを根治したケースだ。12年4月、直腸がんの切除手術を受けたA子さんは術後ステージⅢ、再発可能性は20%と診断され、14年12月に多発性肺移転と肝転移が発覚した。その後、古川氏の研究に参加し、抗がん剤とケトン食療法を始めたところ、3ヶ月後に肺に転移したがん細胞が縮小した。手術が可能なサイズまで小さくなったため、2015年4月に左肺の部分切除手術を行った。
古川氏は言う。
「手術後、これまでの抗がん剤治療は行なわず、ケトン食療法のみを継続したところ、肝臓に転移していた腫瘍も小さくなりました。同年9月にその腫瘍の切除手術を行ない完治に至りました。A子さんのケースはがん細胞の増殖を抑えただけでなく、多発性移転まで防いだ。栄養源を失ったがん細胞は移動もできなくなるようです。
【引用:2016年12月2日号 週刊ポスト】

ケトン食療法の実績を知ると、末期ガン患者の多くは希望をもつのではないでしょうか。

しかし、誰でもできそうなケトン食療法ですが誰にでも適用できるというわけではありません。

目次に戻る↑↑

ケトン食療法に安全に取り組む3つの条件(4)

ケトン食療法に安全に取り組むためには3つの条件があります。

  1. 肝臓から癌細胞が増殖した患者ではない
  2. 糖尿病患者ではない
  3. ケトン食療法に精通した専門家の元で治療

肝臓から癌細胞が増殖した患者ではない(4-1)

肝臓からがん細胞が増殖した患者には、ケトン食療法を適用できません。

なぜならば、肝細胞はケトン体を利用できないため、ケトン食療法の一番の鍵であるケトン体の効能が及ばないからです。(活性酸素を除去する働き、がん抑制遺伝子の機能不全を正常化、がん細胞の細胞死を誘導する働き)

糖尿病患者ではない(4-2)

糖尿病患者には、ケトン食療法を適用できません。

なぜならば糖尿病患者の場合、体内のケトン濃度が高くなると最悪の場合昏睡に陥る「糖尿病ケトアシドーシス」を起こす可能性が高まるからです。

専門家の元で治療(4-3)

専門家の元で治療を受けるのは当然なのですが、ケトン食療法は全ての病院が採用しているわけではありません。

ケトン食療法、栄養管理、食事指導、その他がん治療の全てに理解のある医師がいない病院では、治療方針として採用してくれない場合も考えられます。

もしも、ケトン食療法について詳しく知りたい場合はどうすれば良いでしょうか?

目次に戻る↑↑

ケトン療法の詳しい情報を入手する方法(5)

ケトン食療法についての情報が知りたければ、第一人者の情報発信を確認するのがもっとも確実です。

バイオロジックヘルス株式会社では「免疫栄養ケトン食療法」の資料請求を受け付けています。

しかし、残念ながら2016年11月27日現在では「資料請求は受け付けていません」と記載されており、以下のような文言が続きます。

現在、免疫栄養ケトン食療法を受講される患者さんの受け皿(クリニックや病院)を募集中です。病院が決まるまで、こちらの「ケトン食ががんを消す」の出版記念講演会をご利用いただきますようお願い致します。しばらく、ご迷惑をおかけ致しますが何卒よろしくお願いいたします。
【引用:バイオロジックヘルス株式会社のホームページ】

さらに、「ケトン食ががんを消す」の出版記念の募集も終了しているのが現状です。

読者の方がこの記事を読んでいるタイミングでは、資料請求が再開され、受け入れ先のクリニックや病院が決定しているかもしれません。今の段階では、今後に期待としかいえません。

目次に戻る↑↑

まとめ

夢の新薬といわれている「オプジーボ」は年間3,000万円ほどの薬価を国が負担しなければいけません。

その一方で、免疫栄養ケトン食療法は特別な治療薬を必要としません。そのため、患者の負担軽減や国の社会保障制度維持の意味では、免疫栄養ケトン食療法が一般的になるのは喜ばしいことだと思います。

しかし、免疫栄養ケトン食療法では製薬会社や医者は儲からない可能性があるため、医療業界が免疫栄養ケトン食療法を広めることに積極的になるかは疑問です。

例えば、今回紹介した古川健司氏の臨床実験の対象者は末期ガン患者でした。癌細胞が大きかったり、転移していたりして外科手術できないから、免疫栄養ケトン食療法に踏み切るというのはわかります。その一方で、ガン初期の段階でどこまで免疫栄養ケトン食療法に対応する病院があるかは未知数です。なぜならば、従来であれば外科手術・免疫治療を選択する段階で、免疫栄養ケトン食療法を優先すれば製薬会社だけでなく、病院は儲けることができないからです。

今後は免疫栄養ケトン食療法ががん治療全体の中で、どこまで存在感を発揮できるかに注目したいと思います。

Return Top